アカショウビン子育て 喜界町・築さん撮影
2020年07月28日
喜界町中里の会社員築秀夫さん(52)が25日、アカショウビンが子育てに励む様子を撮影した。親鳥がトカゲや昆虫などの餌を頻繁に運ぶ姿が見られ、愛情たっぷりにひなを育てているようだ。
アカショウビンは東南アジアなどから全国に夏鳥として渡来し、奄美で繁殖するのは亜種のリュウキュウアカショウビン。営巣したのは、町内の築さんの親戚宅の敷地内で、昨年も同じ枯れ木に巣を作ったという。
築さんは警戒心が強いアカショウビンから姿が見えないように、巣穴から約15㍍離れた場所にテントを張って撮影に望んだ。野鳥が好きで、これまでも水浴びする様子などをカメラに収めてきたという。「早朝にキョロロローと鳴く声が心地良い。無事に巣立ってほしい」