留学生12人巣立つ=奄美市の日本語学校で卒業式
2018年03月09日
子ども・教育
奄美市名瀬のカケハシインターナショナルスクール奄美校(中川智尚校長)の第2回卒業式が8日、同市内のホテルであった。ベトナムやフィリピンからの留学生で18~30歳の12人が卒業し、それぞれの進路に決意を新たにした。
同校は、東南アジアの若者らを受け入れる日本語学校。式は、卒業生のアルバイト先の関係者や在校生ら約50人が見守った。
同校の浜崎幸夫理事長は「本校での経験を生かして、日本と奄美と世界をつなぐ懸け橋として活躍してほしい」とエールを送った。
卒業生を代表して、ベトナム出身のブー・ティ・タオさん(30)は「勉強やアルバイトで助けられたたくさんの人たちに感謝する」、レー・フー・ダンさん(21)は「奄美の専門学校に進学後、奄美で働きたい」と述べた。
卒業生のうち7人は島外、3人は島内の専門学校にそれぞれ進学する。