バハマ船籍の旅客船、初寄港 乗客らが一時滞在楽しむ 奄美大島
2018年03月24日
地域
シルバーシー・クルーズ社(モナコ)が運営するバハマ船籍の旅客船「シルバーディスカバラー」(5218㌧)が23日午前9時ごろ、奄美市の名瀬港観光バースに初寄港した。港で、奄美大島観光協会の関係者らが乗船客や乗組員を出迎え、タンカンジュースを振る舞った。
船内で歓迎セレモニーがあり、マシュ・クラシュ船長(44)と観光協会の越間得晴会長(50)が記念盾を交換。越間会長は「奄美の豊かな自然と個性あふれる文化を楽しんでほしい」とあいさつした。
乗組員105人に対し、乗客は73人。ツアー会社主催の乗客向けの奄美大島観光ツアーもあり、希望者はマングローブ林付近でのカヌー体験や大島紬の施設見学などを楽しんだ。
香港を出発し、長崎を最終寄港地にフィリピンや台湾、日本の9港を巡る9泊10日のツアーの一環。午後4時半に次の寄港地・屋久島へ向けて出港した。