武田防衛副大臣、陸自配備先示す
2014年08月13日
社会・経済
防衛省が奄美大島に計画している陸上自衛隊の新編問題で、武田良太防衛副大臣が12日、奄美市の朝山毅市長と瀬戸内町の房克臣町長を訪ね、奄美市名瀬大熊地区に地対空ミサイルを装備する警備部隊を、瀬戸内町節子地区に地対艦誘導弾(SSM)部隊を配備することなどの具体案を示した。武田氏は「南西諸島防衛の空白域を解消するためにも奄美大島に警備部隊とミサイル部隊を配備することが重要だと政府として判断した」などと説明し、両首長に理解を求めた。今後、協議を続けることを確認した。