徳之島高の空手男女、全国へ 鹿城西で奄美出身2選手も
2020年11月14日
スポーツ
第40回全九州高校空手道新人大会(九州高校体育連盟など主催)は7、8の両日、宮崎県立武道館であった。奄美勢では団体形で徳之島の女子が3位、男子が5位に入り、全国選抜大会(来年3月、東京)の出場権を得た。
徳之島女子の芳みやび主将(2年)は「連続出場のプレッシャーがあったが、周囲の応援や練習のおかげで出場権を獲得することができた。全国では一つでも上に勝ち上がり、新型コロナの影響で大会が中止になって悔しい思いをした先輩たちへいい報告ができたら」と意欲をみせた。
男子の牧山浩史郎主将(同)は「全国大会出場は、先生たちの熱心な指導で自信を持って臨むことができた成果。本大会では練習通り力を発揮できるように頑張りたい」と抱負を語った。
このほか、金久中出身の緒方沙耶乃(2年)と赤徳中出身の豊山仁心(同)は鹿児島城西で、女子団体組手の全国出場を決めた。個人組手でも全国大会に臨む豊山は「九州新人の決勝では緊張で体が硬くなり、負けてしまった。全国では気持ちでも負けずに上位入賞を目指したい」と語った。