屋仁川のサガリバナ開花 奄美市名瀬
2019年07月09日
奄美市名瀬の繁華街・屋仁川通りの一角でサガリバナが開花を始めた=写真。ほのかな芳香と繊細な造形で夜の街に彩りを添えている。開花シーズンは10月末ごろまで続く。
サガリバナは開花した翌朝には花は散ってしまう。一夜限りのはかなさと美しさで人々を魅了する。2013年に有志が集い旧奄美市水道課施設前の歩道沿いにある花壇に35本を植栽した。
植栽したメンバーは小料理屋のママさんと常連客。今も剪定(せんてい)や水やりなど協力して世話を続けている。メンバーらは「知名度も上がり、わざわざ見に来る人も増えている。屋仁川に来た際は立ち寄ってほしい」と笑顔で呼び掛けた。