中田さん(沖永良部高)が県知事賞 奄美関係8点、1校に特別賞 南日本七夕書道展
2018年07月11日
子ども・教育
第56回南日本七夕書道展(南日本書道会主催)が6月28日から7月1日まで、鹿児島市の県歴史資料センター黎明館であった。奄美関係では沖永良部高校3年の中田きらりさん
(17)が最高賞の県知事賞に選出されたほか、個人7人と大島高校が特別賞を受賞した。
未就学児~一般が対象。応募総数4583点で奄美群島からは約250点。特別賞は143点と9団体が受賞した。
中田さんの書は中国の南北朝時代の張猛龍碑(ちょうもうりょうひ)の臨書を基に書体などにアレンジを加えた創作作品。全紙の半分のサイズに当たる半切に楷書で書いた。「力強さと上品さを合わせて表したいと思い書いた。高校生活最後の作品でもあったので、それを評価してもらったことがとてもうれしい」(中田さん)
3年連続で学校賞の大島高校書道部(永田綾佳部長、部員
35人)は半紙、四つ切、半切の3部門に計70点を出品した。永田部長(17)は「部員間でアドバイスし合って作品を仕上げた。みんなで受賞を喜んだ」と話した。
奄美関係で特別賞を受賞した個人と団体は次の通り。
【個人】▽県知事賞 中田きらり(沖永良部高校3年)▽鹿児島市長賞 石原知佳(大勝小5年)▽県議会議長賞 伊集院佑紀子(大島高校3年)▽県町村議長会賞 永岡佳純(朝日小6年)▽県小学校国語部会賞 永岡重人(朝日小3年)▽南日本書道会賞 石原充葵(大勝小2年)、原綾湖(大島高校3年)▽南日本芸術学園賞 髙味美羽耶(小宿小4年)
【団体】▽学校賞 大島高校