国立公園の区域案公表/奄美群島
2016年10月07日
政治・行政
環境省は6日、来春の指定を見込む「奄美群島国立公園」(仮称)の区域案を公表した。最短で2018年夏の「奄美・琉球」(鹿児島・沖縄)の世界自然遺産登録実現に向けた環境の法的保護担保措置の一環。公園区域案は群島各島の陸域と海域約7万5400㌶に及ぶ。このうち、希少な動植物が生息・生育する奄美大島と徳之島の森域約1万3千㌶を世界自然遺産登録に推薦する考え。沖縄側の国立公園指定完了に続き、奄美側も指定のめどがついたことで世界自然遺産登録の実現へ大きな前進となる。