80周年の節目祝う 和泊町
2021年05月02日
政治・行政
【沖永良部総局】和泊町の町制施行80周年記念式典は1日、同町のやすらぎ館であった。町内外から87人が出席し、節目を祝うとともに、今後のさらなる町の発展を願った。
和泊町は1941年5月1日に町制を施行した。式典は、新型コロナウイルス対策のため、規模を縮小して開催した。
伊地知実利町長は式辞で「本町が今日まで営々と発展を遂げることができたのは、何よりも町民の皆さまの不断の力強い支援と協力、深い郷土愛のたまもの」と感謝を述べた。
町の発展、町制推進に尽力した1団体18個人を表彰。塩田康一県知事は動画で「町民一体となって、産業振興や福祉の充実、教育文化の振興など各施策を積極的に推進され、今日の良き日を迎えられたことは誠に喜びに堪えない」と祝いのメッセージ。続いて禧久伸一郎県議会議員、朝山毅奄美市長(代読)が祝辞を述べた。
町役場職員組合コーラス部が町制施行80周年を町全体で盛り上げるために制作された記念ソング「ちむぢゅらさぬ心~ずっと・もっと・きっと~」を披露したほか、町民の一体感醸成とイメージアップを図るとして、同日指定された町鳥「リュウキュウキジバト(方言名:カラバートゥ)」、町蝶「ツマベニチョウ」、町魚「カンモンハタ(方言名:スミチャ)」の紹介があった。
被表彰者は次の通り。(敬称略)
▽地方自治部門 和正巳(和泊)故・山下堅四郎(大阪市)沖田利雄(瀬名)田仲稔(国頭)東仁(出花)先山安孝(喜美留)池下滿(出花)大山政照(根折)▽教育文化部門 先田雅子(手々知名)大山キヌ子(知名町新城)先田秀裕(国頭)朝戸智子(和泊)森晃(畦布)▽社会福祉部門 西口福恒(喜美留)町田輝仁(手々知名)福山昭雄(喜美留)▽産業経済部門 盛田英世(国頭)葉棚清二(国頭)▽感謝状贈呈部門 通学路キレイ隊