国際女性デーで花展示 男女共同参画を啓発 和泊町

2022年03月08日

政治・行政

役場玄関に花を展示し、男女共同参画を啓発する町職員有志=4日、和泊町

【沖永良部総局】国連が提唱する8日の「国際女性デー」に合わせ、和泊町役場玄関で沖永良部島産の花が展示されている。企画した町職員有志は「男女共同参画に対する町民の関心が高まるきっかけになってほしい」と期待を寄せている。

 

国際女性デーは、1904年3月8日に米国ニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行ったことを受け、国連が提唱した。

 

企画した町職員らによると、国際女性デーに合わせた花の展示は今回が初めて。イタリアではこの日、男性が女性に感謝と敬意を込めてミモザの花を贈るのが習慣で、「ミモザの日」とも呼ばれている。

 

和泊町役場には、ミモザと同じ黄色のグラジオラスやソリダゴ、フリージアなど、沖永良部花き専門農協が提供した花を展示。町子育て支援センターの利用者らも飾り付けに協力した。

 

花は8日ごろまで展示される予定。発起人で町企画課の和田貴子さんは「来年度以降も花の展示を継続し、国際女性デーを広めていきたい」と話した。