奄美市笠利町用集落で喜界馬乗馬体験
2015年07月01日
地域
奄美市笠利町の用集落で〝喜界馬〟(トカラ馬)の乗馬体験が話題になっている。個人でサービスを手掛ける中野忠さん(51)は「馬の持つ癒やしの力に無限の可能性を感じる。ゆくゆくは公的な援助を得て奄美の新しい観光資源にしたい」と力を込める。中野さんが飼育するのはトカラ馬のピッコロ(11歳、メス)。人間で言えば40代半に当たる。体高は120㌢ほどで一般に「ポニー」と呼ばれるサイズだ。トカラ馬はトカラ列島で飼育されてきた日本在来種で県の天然記念物。1897(明治30)年ごろに喜界島から移入されたとの説がある。乗馬体験の様子はホームページ(http://youtu.be/n4C_yV9mxh8)で公開されている。