楽しみながら海ごみ考える 沖永良部でビンゴビーチクリーン
2021年08月22日
地域
「海ごみdeビンゴビーチクリーン」は21日、知名町の沖泊海浜公園であった。午前と午後の2回行い、未就学児│一般計32人が参加。ビンゴゲームを楽しみながら海洋ごみを拾い、種類や量を調査。海洋ごみへの理解を深めた。
同イベントは「遊ぶように学びながら暮らす」をコンセプトに活動する同町の一般社団法人えらぶ手帖(かまゆきみ代表理事)主催。今年度は日本財団「海と日本PROJECT」推進パートナーとして月1回行う予定で、2回目の今回は夏休みに合わせてゲームを取り入れた。
ビンゴビーチクリーンは、拾ったごみを、縦横4列ずつ計16個の升目に記された▽ロープ・魚網▽マイクロプラスチック▽びん▽ペットボトル│など16種類に分け、それぞれの個数を記録しながら拾うルール。参加者はごみ拾いをしながら、どんなごみがどのぐらい漂着しているのかを学んだ。初対面の2人でチームをつくって活動し、互いの交流も深めた。
参加した参河遼君(12)=上城小6年=は「きれいな海岸に見えても、歩いてみたらごみがたくさんあった。ゲーム形式で拾うことによって、集めたごみの量が分かり、達成感があった。海洋ごみはみんなの問題だと思うので、今後もごみ拾いをしたい」と話した。