知名町の若手農家らが花贈る フラワーバレンタイン普及へ

2022年02月15日

地域

知名町農業青年クラブの会員から沖永良部島産の花束を受け取る女性=14日、知名町

若手農家らで構成する知名町農業青年クラブ(4Hクラブ、武元竹夫会長)はバレンタインデーの14日、性別を問わず家族や恋人など大切な人に花束を贈る「フラワーバレンタイン」を広めようと、同町のAコープ知名店で買い物客へ沖永良部島産の花束をプレゼントした。

 

バレンタインデーに合わせた花束のプレゼントは、2016年に始めて7回目。花束は、町内の花き農家が提供したテッポウユリ、オリエンタルリリー、スプレーギク、グラジオラス、トルコギキョウの5種類を事前に包装し、60束を買い物客へ手渡した。

 

花束を受け取った知名町の内早百合さん(51)は「花束をプレゼントされることはなかなかないので、すごくうれしい。家に帰ったらすぐに飾りたい」と笑顔で話した。

 

武元会長(40)は「フラワーバレンタインをきっかけに、花の島と呼ばれる沖永良部島で、花を贈り合う習慣がもっと広がってほしい」と語った。