奄美大島―屋久島 初の航路開設/来年3月からマルエーフェリー

2017年12月13日

社会・経済 

名瀬―宮之浦間の上り便で試験運航されるフェリー波之上(マルエーフェリー提供)

名瀬―宮之浦間の上り便で試験運航されるフェリー波之上(マルエーフェリー提供)

 マルエーフェリー(本社奄美市名瀬、有村和晃社長)は12日、鹿児島と奄美、沖縄を結ぶ定期船「フェリー波之上」(8072㌧、旅客定員707人)が名瀬港から鹿児島新港に向かう途中で宮之浦港(屋久島町)に寄港すると発表した。奄美大島と屋久島を結ぶ航路の開設は初めて。来年3月から1年間試験運航し、航路の定着を検討する。世界自然遺産登録を視野に入れた観光誘客に弾みがつきそうだ。