台湾対象に観光PR 商談会にリモート参加 和泊町など
2022年01月10日
社会・経済
和泊町とおきのえらぶ島観光協会は6、7の両日、鹿児島銀行が台湾の2会場を主会場に開いた観光商談会にインターネットを通じてリモート参加した。映像や画像を使って、沖永良部島観光の魅力を発信した。
観光商談会は、台湾を対象としたインバウンド(訪日外国人客)の誘致推進などが目的。6日に台北、7日は高雄に会場が設けられ、日本からは同銀行と包括連携協定などを結んでいる県内の8自治体とその関連団体がリモート参加。台湾からは旅行会社約20社が参加した。
和泊町と観光協会の担当者は7日、知名町の観光協会事務所からリモート参加し、ケイビング(洞窟探検)ツアーや奄美黒糖焼酎などを紹介。「ぜひ島を訪れて自然の絶景やイセエビ料理などを楽しんでほしい」と呼び掛けた。
同協会の西温子事務局長は「島はインバウンドがまだ少ないので、まずは島を知ってもらうきっかけにしたいと参加した。ケイビングは反応が良く、早速、台湾側から問い合わせがあった。新型コロナウイルスが落ち着いたら旅行先の選択肢の一つになれば」と期待を寄せていた。