子育て支援施設にカフェ開設 和泊町のNPO法人スマッピー
2022年02月26日
社会・経済
和泊町で子育て支援事業などを展開するNPO法人SMAPPY(スマッピー)はこのほど、同町手々知名の同法人の施設内にカフェ「おむすび屋 スマッピー」を開設した。キッズスペースなどもあり、利用者からは「気軽に子どもと遊びに来ることができる」「食事も楽しめて便利」と好評だ。
同法人は、昨年10月に設立。発起人で同法人の新納佳恵代表(34)ら、子育て中の保護者が中心となり、「親子で気軽に遊びに行ける屋内施設」をコンセプトに、元病院だった建物を改装し、子育てや親子活動の拠点となる複合施設を運営している。
法人名のスマッピーは、スマイル(笑顔)とハッピー(幸せ)を組み合わせた造語。複合施設には、子どもたちが遊具や絵本を使って遊ぶスペースや授乳室、運動教室や会議での利用も想定した多目的スペースなどが設置されている。
カフェは、利用者の利便性向上と、施設の運営費に活用する収益事業として2月11日に新設した。メニューには、無農薬米のおにぎりや沖永良部島産野菜を使った献立が並ぶ。
オープン初日にカフェを利用した知名町の40代女性は「初めて親子3人で施設を利用した。子どもたちが楽しそうに遊んでいるので来て良かった。また利用したい」と話していた。
同施設の定休日は、月曜と毎月の第4土、日曜日。営業時間は正午から午後5時まで。入場料は小学生以上が1回300円で、カフェ利用者は入場無料。新型コロナウイルスの影響で、2月末まで臨時休業している。