全国大会30年連続出場祝う/徳高空手道部
2018年06月26日
スポーツ
徳之島高校空手道部(隈元久則顧問、部員15人)の全国高校空手道選抜大会30年連続出場祝賀会(2017年度同部育成会主催)が23日夕、徳之島町の農協会館であった。歴代の顧問や地域の指導者、同部OBら約160人が出席。鹿児島県勢で初めて30年連続出場を果たした快挙を祝い、連続出場更新と同部のさらなる発展を願った。
この大会の30年連続出場校は全国では10校目。3月に香川県高松市の高松総合体育館で開かれた大会で全国高校体育連盟から表彰された。
祝賀会は同校の生徒らで組織する蔵越エイサー隊の勇壮な演奏でオープニング。石田昭雄育成会長は「30年連続は指導者の先生方や関係者の皆さまのおかげ。今後も継続してほしい」などとあいさつした。
立石賢二校長は「空手道を通じて周囲に伝えるものがあったからこそ、全国大会出場を30年間継続できた。校長として誇らしく思う」とあいさつ。徳之島3町代表の祝辞に続き、全国大会に出場したメンバーが形の演武を披露した。
杉山新太、清島愛海の男女新主将は「みんなで力を合わせ、31年連続出場を目指す」「感謝の心を大切にして、多くの人たちの期待に対し、努力する姿を示したい」と意気込み、8月3~6日に岐阜県で行われる全国高校総体空手道競技に個人形で出場する嶺山歩美は「ベスト16を目標に頑張りたい」と抱負を述べた。